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ちゃんとしない。面白いことからやる。

2017年に読んだ本ベスト10

2017年は通勤時間の読書が捗り、目標の100冊読破を達成できました。目標達成記念に、読んだ本ベスト10を書いてみます。ビジネスデベロップメントとアプリ開発系が多め。

第10位「マンションは10年で買い替えなさい 人口減少時代の新・住宅すごろく」

マンションは10年で買い替えなさい 人口減少時代の新・住宅すごろく (朝日新書)

マンションは10年で買い替えなさい 人口減少時代の新・住宅すごろく (朝日新書)

  • 自宅を資産を考え、資産価値が落ちにくい物件と期間を意識して購入する。
  • 常に中古価格と賃料とローン残債を意識し、基本は10年で売る。
  • 価値の下落しづらいのは広く高く駅近のタワーマンション

など、この本で自宅を資産としてみなすという視点を身につけることができた気がします。サイトでマンションの時価を公開していたりもしますが、サイトの使い勝手はいまいち。

第9位「はじめてのNode.js」

はじめてのNode.js -サーバーサイドJavaScriptでWebアプリを開発する-

はじめてのNode.js -サーバーサイドJavaScriptでWebアプリを開発する-

非同期通信のアプリを作るためにまず手に取った本。コードを10年書いていなかった当時の自分でもわかりやすく、Node.jsとSocket.ioの概要が理解できました。易しく、優しい本。

第8位「LIFE SHIFT」

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

長寿化時代には無形の資産に投資し、いくつかのステージを変身しながら渡り歩く必要がある、という内容に共感。寿命は伸びており、今を生きる人は100年を見据えなければいけない。かつてのロールモデルは長寿化に対応できていないため、新しいライフプランを考えなければならないということ。目からうろこでした。

第7位「WebデベロッパーのためのReact開発入門 JavaScript UIライブラリの基本と活用」

WebデベロッパーのためのReact開発入門 JavaScript UIライブラリの基本と活用

WebデベロッパーのためのReact開発入門 JavaScript UIライブラリの基本と活用

2017年3月当時に刊行されていたReactの書籍を全て読みましたが、この本が最も分かりやすかった。Reactの基礎が易しく学べます。

第6位「フェイス・トゥ・フェイス・ブック」

フェイス・トゥ・フェイス・ブック -- クチコミ・マーケティングの効果を最大限に高める秘訣

フェイス・トゥ・フェイス・ブック -- クチコミ・マーケティングの効果を最大限に高める秘訣

バイラルマーケティングの統計的・科学的な分析と豊富な事例で非常に参考になりました。なぜオフラインのクチコミが大切なのかがわかる本。翻訳のせいか、文章がちょっと読みづらいです。

第5位「MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術」

MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術

MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術

徹底的にヒアリングし、感情移入し、提案し、どんどん直すということが大切ということ。MBAのカリキュラムとは異なるビジネスと起業の本質が書かれています。数あるリクルート本の中でも一押し。

第4位「7つの習慣」

7つの習慣-成功には原則があった!

7つの習慣-成功には原則があった!

  • 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 1996/12/25
  • メディア: 単行本
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人徳をどう形成するかということをロジカルに考えた本。わかりやすく納得感が高いです。さすが名著。

第3位「顧客視点の企業戦略」

顧客視点の企業戦略 -アンバサダープログラム的思考-

顧客視点の企業戦略 -アンバサダープログラム的思考-

コミュニティマーケティングの実践的な指南書。これからのマーケティングはこの本を基本にすべきなのでは、とまで感じる良書。

第2位「小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略」

徹底したセグメンテーション、オフラインファーストなど、中小企業の採るべき戦略が細かく書かれている本。売上5億を50億に伸ばす戦略と言えそうです。バイラルマーケティングとの親和性・関連性も高く非常に参考になる良書でした。

第1位「アントレプレナーの教科書」

アントレプレナーの教科書

アントレプレナーの教科書

* ビジョンを売る。ロードマップを提示する * 顧客アドバイザリーボードを作り、製品アドバイスをもらう。 * ビジョナリーとエバンジェリストユーザーの発掘とヒアリングがなにより大切 などなど。徹底した顧客のヒアリングと軌道修正がビジネスの成功因子だということがよくわかる本。この本で「顧客開発」という概念を知りました。手元において、折りに触れ何度も読み返すべき名著。

まとめ

10冊にまとめてみると、2017年は以下の3点を学んだと言えそうです。

  • ユーザーと向き合うマーケティングがビジネスの成功因子だということ
  • JavaScriptはサーバサイドもスマホアプリも作れる良いツールだということ
  • 長期的な人生戦略が大切だということ